2000年11月17日
葉山マリーナヨットクラブ・ニッポンカップ実行委員会

ピザーラ ニッポンカップ2000国際ヨットマッチレース 総当たり戦第三日
M.ホーンバーグ、1位で総当たり戦を通過
J.スピットヒル、最年少で準決勝に進出


ピザーラ ニッポンカップ2000国際ヨットマッチレース(主催・葉山マリーナヨットクラブ、特別協賛・株式会社フォーシーズ)は本日(17日)で総当たり戦を終え、下記の通算成績となった。


総当たり戦の成績
1位 マグナス・ホーンバーグ(スウェーデン) 12勝2敗
2位 ピーター・ギルモア(オーストラリア) 9勝5敗
3位 ステン・モア(デンマーク) 9勝5敗
4位 ジェイムス・スピットヒル(オーストラリア) 8勝6敗
5位 ルック・ピロ(フランス) 7勝7敗
6位 トミスラフ・バシッチ(クロアチア) 6勝8敗
7位 船澤泰隆(日本) 3勝11敗
8位 フランシスコ・ディ・アンジェリス(イタリア) 2勝12敗

レース・コンディション
天気 雨
風・・・北東から北の風4〜10m/s
波・・・1.5m

レース概要
肌に突き刺さるような冷たい雨の降る中、総当たり戦の残る4レースが行なわれた。P.ギルモア対F.アンジェリス戦は壮絶だった。フィニッシュライン直前での攻防を制したのはギルモア。マッチレースの醍醐味を存分に見せ、ギルモアは総当たり戦2位となった。1位となったM.ホーンバーグは総当たり戦で僅か2敗という高い勝利を上げた。「しかし、明日からはわからない」と参加選手のレベルの高さに身構えるかのようだ。「目標は準決勝進出」としていた最年少(21歳)J.スピットヒルは言葉通りに4位。ヨットを十二分に楽しみながらレースを行っている。S.モアはニュージーランド人クルー二人を乗せ、彼らの才能を生かして3位に食い込む。日本代表の船澤泰隆はT.バシッチに勝ち3勝目を獲得。ペナルティを食らいながらもリードを広げ勝利を収めた。初めてのグレード1レースだが、「緊張はない。明日からのアンジェリス戦ではいい内容のレースをしたいですね」と一つでも上を目指す意気込みを見せる。

明日(18日)は1位から4位を決めるための準決勝(組み合せは明朝決定)、5、6位決定戦(T.バシッチ対ルック・ピロ)そして7、8位決定戦(船澤泰隆対F.アンジェリス)が行なわれます。(1位から4位の決勝戦は19日に行なわれます)


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